近年、社会経済情勢の複雑・多様化、高度情報化社会の進展、規制緩和の推進など、行政書士の業務を取り巻く環境は大きく変化してきました。これらの変化に対応するため、契約書作成代理業務の明確化、電磁的記録作成業務の追加など、行政書士法の改正が行われ、制度の充実が図られてきました。
行政書士は「街の法律家」として市民からの期待も大きく、依頼業務や相談業務においても多岐にわたり、ますます行政書士としての専門性が要求されるようになってきました。
一方で、法令遵守や倫理感を問われ、行政書士としての責任も従来に増して課せられております。私たち行政書士も社会的認知を得た今、今後は社会的責任を果たす時期であると考えます。行政書士業を行う専門家の更なるネットワーク構築と、業界のレベルアップ、個々の経済的地位向上と経営基盤確立を目的に、事業協同組合を設立いたしました。